【日本代表】2 - 0ミャンマー戦 レビューします(課題が沢山見えました)勝ち点3で御の字!採点もしてみるよ!
こんにちばんは!カズキです。
ミャンマー戦決着!結果は2-0ととりあえずは勝ち点3とクリーンシートと言う所で良しとすべきではないでしょうか!
ミャンマー戦途中経過や事前予想等をまとめているのでそっちも読んで見て下さい!
得点シーン等予想も当たっていますよー!
では早速振り返ってみましょう!
選手採点
ーGKー
終始日本がボールをキープする時間が続き出番はほぼ無し。集中を保つのが難しい試合だったが、安定した存在感でDFラインの背後を支えた。ピッチコンディションもありビルドアップでもほぼ出番は無し。
ーDFー
豊富な運動量と安定した守備で右サイドを献身的に支え続けた。随所で光る物を見せていたが数多く放ったクロスは味方の得点を演出する事は無かった。
安定した空中戦の強さとDFラインからのロングフィードで攻撃にアクセントを加えた。CKではゴール前で存在感を放った。後半は攻撃面でもチームを牽引。気の抜けたチームを鼓舞し続けた。
富安健洋:6.5
優れた判断で相手のカウンターの芽をつぶしていた。守備の安定感は流石。しかし攻撃ではその能力を披露する事無くサイドを一度駆け上がったのみであった。
右サイドの長友と共にサイドを幾度となく駆け上がり相手の脅威になった。得点を感じさせるクロスもあり名門のレギュラーバックの力を見せた。
ーMFー
可もなく不可も無く。素早い切り替えで相手の攻撃を潰すシーンもあったが、期待されていた違いを見せる動きはなかった。
気の利いたポジショニングで広いエリアをカバー。
多くの場面で顔を出し多くのボールタッチをしたが決定的な仕事は無く、ミドルレンジからのシュートは相手の脅威とはならなかった。
中島翔哉:7.0
キレのあるドリブルで相手DFを翻弄。前半の早い時間での得点は試合の展開を有利にした。しかしパラグアイ戦の様な広い視野は無くなってしまった。
攻守に渡り豊富な運動量でピッチを駆け回り、前半に貴重な追加点を上げ試合の流れを決めた。後半は消えている時間もあり、前後半フィールドで存在感を放てば次期エースはエースに格上げか。
堂安律:6.5
随所で光るプレイを見せ前半には南野の得点をアシスト。チームで出場機会を得られないレフティはキレのある動きで違いを見せた。しかしビルドアップでボールをロストしているシーンも見受けられ、ボールの受け方は今後の課題か。
ーFWー
日本の柱として若い攻撃陣を牽引。安定したパフォーマンスで前線を引き締めて見せた。得点チャンスを活かせなかった事もあり、チームでの更なる飛躍と成長に期待したい。
ー交代選手ー
伊藤純也:6.0
持ち味のスピードを見せる機会は少なく、本人も不完全燃焼ではないか。ピッチコンディションや引いて守る相手に対して裏を狙う以外のオプションが欲しい所。決定機は決めたかった。
鈴木武蔵:6.0
後半疲れの見えるミャンマーDFにとっての脅威に。見せ場を作るのはまた次回に持ち越し。
久保建英:時間短く採点不可
W杯予選史上最年少記録を更新した若き至宝は後半35分に登場。約15分のプレイに留まり、ボールタッチも数える程だが周囲を期待させる確かなものを見せた。
森保監督:5.5
相手の出方は予想通りだったが、それに対しての準備をしているようには感じられなかった。得点はあったものの相手のレベルの低さに助けられた形か。交代の人選やその後の戦術に関しては正直意図が分からなかった。
日本代表:6.0
及第点には至らずパラグアイ戦の反省は活かせなかった。ピッチコンディションとアウェイである事、海外組が多い事を考えればまぁ・・・と言う他ない。勝ち点3を持ち帰れたので良しとしよう。
ちょっと厳しめですが採点してみました!
終始日本が試合をコントロールしていたので採点がしづらい所もあったのですが全体的に悪くはないけど良くもないと言う感じでしょうか。あえて得点をした中島、南野ではなく吉田をマンオブザマッチに挙げました!この後試合を通して見えた課題や収穫について話していきたいと思います!
ミャンマー戦の収穫
①吉田のロングフィード&富安の攻め上がり
後半の見所はほぼこれと言っても過言ではないくらい聞いてましたね。パスの受け手も長友、伊藤、南野と広い視野で的確なパスを出していました。あのピッチコンディションでピタリとパスを繋げる所は流石プレミアで生き残っているDFですね。この試合富安の攻撃参加は多くありませんでしたが、サイドを駆け上がりクロス・・・と惜しいシーンがあり、引いて守る相手に対して有効なオプションとして期待したいですね。
②完成度の高いサイドの連携
両サイドバックの攻め上がりからのクロスは最早日本の一番の武器に。ボランチ2人の気の利いたポジショニングがこの攻撃を支えており、チームとしての意図が窺える。しかしクロスの質には改善すべき所があり、クロスを入れる位置、タイミング、球種に関してはバリエーションを増やす必要がある様に感じられた。
この2つですね。かなり実力差があった事と、ピッチコンディションが余りにも悪かったのもあり思っていた様なサッカーは出来なかった印象・・・一番の収穫はけが人や警告を受ける事無く勝ち点3を取れた事ですね。
ミャンマー戦で見えた課題
①クロスの精度の低さ&コーナーキックの精度の低さ
上でも挙げましたがあげてもあげても味方に通らない。クロスに関しては中島も多く上げていましたが敵、味方誰も触れずラインを割る事もしばしば・・・ピッチコンディションのせいだと思いたいが、コーナーキックでも再三あった機会を活かせず。今後より堅守なチームと対戦した時に「攻めているけど入らない」と言う事態に陥らないか不安です。
②流れの中での決定機の無さ
①に繋がる所もありますが、決定機が少ないように感じました。大迫から柴崎に繋いだ所や伊藤の抜けだし等は決定機でしたが決められず。明らかな格下相手に終始攻め続けるも2点しか取れなかった事は反省すべき。シュートは多く放っていましたがその殆どがペナルティエリア外からで枠に飛んだものも少なく得点の匂いがしないのも事実だったのではないでしょうか。
③交代要員→DFは大丈夫?
厳しく書きます。一体何を求めてあの3人を投入したのか?鈴木に至ってはロングボールを追いかけまわしていた印象しかない・・・果たしてどんなプレイを求めて投入したのか疑問に思ってしまいました。森保監督はしばしば選手交代が疑問視される事があり、「試したい」と言うのであれば尚の事意図が見たかった。
そしてもう一つは高齢化が進むDFラインの選手交代が無かった事ですね。2022年に長友、吉田は戦力として数えられるのか。32歳になりキャリアの終盤を迎える酒井はこのキャリアハイを維持しているのか。富安以外の3人は次のW杯を想定するには余りにも高齢ですね。昨今は選手寿命は延びており30過ぎても活躍している選手は多くいるものの、DFにもスピードや足元の技術が求められる様になっているのも事実。本当に試すべきは若手のDFだったのでは?
今後の日本代表
10/10 W杯2次予選
VSモンゴル (H)
10/15 W杯2次予選
VSタジキスタン (A)
11/14 W杯2次予選
VSキルギス (A)
恐らく親善試合が入ると思いますが年内はこんな感じですね。モンゴル戦の後はアウェイでの試合が続くので何とか年内乗り切って欲しいですね!
以上!長くなりましたがミャンマー戦のレビューでした!
過去最多の海外組を擁する日本代表ですが、チームで定位置を掴んでいる選手は少なく代表のレベルアップの為にも、またサッカーファンとしても各チームで活躍する日本人選手が見たいですね!
それではご覧いただきありがとうございました。今日もいい日でありますように。